今や著名なSNSといえばフェイスブックが何よりも先に出てくるのではないでしょうか。
一見、人工知能やAIと無関連に思えるフェイスブック。
実は人工知能の本命とも言われています。
その理由はなんなのでしょうか。
調べてみました。
フェイスブック会社概要
Facebookというのは、SNSというソーシャルネットワーキングサービスの世界最大のものです。
SNSの意味としては、人と人が繋がって交流するというようなものです。
SNSの中においても、Facebookは、実際の名前でインターネット上で実際の知人と繋がって、交流するものです。
Facebookを利用している人は、SNSの中において世界最大です。
Facebookは、運営をFacebook, Inc.が行っているものです。
名前のFacebookというものの由来は、一部のアメリカの大学が交流を学生間において促進するために、入学年にサービスしている「Face book」という本の名称です。
では、FacebookのSNSは別のものとはどのようなところが違っているのでしょうか?
いくつかのSNSが日本にはあります。
Facebookが、このような別のSNSと違っているのは、Facebookの場合は実際の名前が必要であることです。
別のSNSの場合には、登録があだ名などでもできたり、完全に繋がりのベースがバーチャルな空間でのものになったりしています。
しかし、Facebookの場合には、登録は実際の名前でなければできません。
このため、現実の世界における対人関係をベースにして、交流するようになっています。
フェイスブック株価の推移
Facebookの株価は、2013年から上昇し続けています。
2013年には、30ドル前後でしたが、2017年の最初には130ドル前後になっています。
なお、アナリスト等が提示している目標株価としては、160ドル程度を予想しているようです。
このようなことから、Facebookの銘柄は投資する本命としてもいいのではないでしょうか
なぜフェイスブックが人工知能などの分野で注目されているか?
では、どうしてFacebookが人工知能などの分野において注目されているのでしょうか?
ここでは、Facebookの人工知能に対する取り組みについてご紹介しましょう。
2016年9月、Facebookは、Google、Googleのグループ会社のDeepMind、Amazon.com、Microsoft、IBMと一緒に、非営利団体の「Partnership on Artificial Intelligence to Benefit People and Society」という人工知能を普及することを目指すものを立ち上げました。
なお、その後、この団体にAppleがさらに加盟しています。
また、Facebookのマーク・ザッカーバーグというCEOは、「Jarvis」という家庭用人工知能の開発を2016年に宣言し、ベテランの俳優をJarvisの「執事AI」とも言える音声に登場させて話題になりました。
では、Jarvisの「執事AI」とはどのようなものでしょうか?
Jarvisの「執事AI」というのは、原作がマーベル・コミックの「アイアンマン」の映画に出てくる「J.A.R.V.I.S.(ジャービス)」という人工知能を模倣して名前が「Jarvis」と付けられたもので、照明をコントロールしたり、来客を確認したりするなど、人工知能として日常の自宅での作業を支援するアシスタントです。
フェイスブックはどのような会社になっていくか
では、Facebookは今後どのような会社になっていくのでしょうか?
2013年9月、Facebookは、「Facebook AI Research」という人工知能研究所を開設して、同年の12月には所長にYann LeCunが就いたということを発表しました。
活動をこのFacebookの人工知能研究所がスタートして年数が経って、研究の一部が分かってきています。
人工知能研究所の所長は、以前、「Data Driven NYC」というビッグデータのカンファレンスにおいて、Facebookの人工知能研究所について話をしています。
研究の概要についてのみでなく、ビジネスを人工知能によって興す秘訣などについても話をして、この様子についてはネットの動画などでも公開されました。
Facebookは、SNSにおいてトップを進んでいますが、その後の10年は革新がSocial Interactionで必要であるとの考え方を示しました。
Social Interactionというのは、利用する人が友人とデジタルメディアを通じて繋がる方法のことで、人工知能がこれをアシストするようなモデルを想定しています。
Facebookは、このように、人工知能研究所がスタートして、ビジネスを人工知能によって興すようなことも考えているため、将来的には期待できるのではないでしょうか。
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