自動運転の分野で革新的な技術を実用化しているテスラ。
人工知能関連株としても有望です。
今後、テスラの株価はどうなっていくんでしょうか。
テスラの今後について調べてみました。
テスラ会社概要
Tesla(テスラ)は、電気自動車のベンチャー会社で、2003年にイーロン・マスクが操業したものです。
NASDAQに2010年に上場しており、社名を2017年2月1日に「テスラ(Tesla, Inc)」に、従来の「テスラ・モーターズ(Tesla Motors, Inc)」から変えました。
Teslaの事業領域としては、
- 電気自動車の製造・販売
- 蓄電システムのリチウムイオン電池を応用したものの製造・販売
- 太陽光発電システムの販売、太陽光パネルの製造
の3つが挙げられます。
2016年3月に、モデル3という価格が400万円以下の車を発表しました。
走行距離としては200マイル以上で、加速性能についても高級車の標準的なものを上回るため、上々の評判です。
2017年末の発売予定ですが、初日のみで予約が13万台以上もあったそうです。
電気自動車については、所得控除が2割程度国から受けられることもメリットになりそうです。
テスラの株価の推移
Teslaの5年間の株価の動きについてご紹介しましょう。
Teslaの株価は、2013年頃から上昇し始めて、2014年にピークになり、その後は上がり、下がりはあるものの、平均的には横ばい状態です。
サプライズ発表が2017年のQ4決算においてあるかもしれませんが、現在は割高なレベルでしょう。
ファンダメンタルズでTeslaの銘柄は購入されている要素は多くなく、かなり人気投票のものが強いでしょう。
150ドル〜250ドルの範囲で、直近の2年間の株価は動いています。
テスラが人工知能などの分野で注目されている理由
では、どうしてTeslaが人工知能などの分野において注目されているのでしょうか?
Teslaの自動運転の車に、NVIDIAの「NVIDIA DRIVE PX 2」が採用されたそうです。
今後、Teslaは、自動運転機能を完全にサービスすることができる車載用の「スーパーコンピューター」を全ての車に搭載するそうです。
今後搭載する車載用の「スーパーコンピューター」としては、NVIDIAの「NVIDIA DRIVE PX 2」が採用される予定です。
このスーパーコンピューターの処理能力としては、すでにあるシステムの40倍をオーバーするようなものを持っており、Teslaが開発したディープ・ニューラルネットというレーダー・プロセッシング、ソナー、視覚用に構築されたものを処理するそうです。
Tesla は、2016年に「Model X」というクロスオーバー車を発表、「Model S」という主力のセダンとの2つの車種になりました。
さらに、2017年には「Model 3」という低価格の車種を導入する予定になっています。
市場の評価が、マスマーケットにおいて成長が持続的に期待できる車メーカーへ変化していることに着目されています。
しかも、バッテリーシステムでの経験とスケールを活用した据置型蓄電池のマーケットにおけるビジネスチャンスに対しても、期待が大きくなっています。
テスラは今後どのような会社になっていくか
では、今後、Teslaはどのような会社になっていくのでしょうか?
ここでは、Teslaの強みについてご紹介しましょう。
Teslaの強みとしては、
- イーロン・マスクのビジョンの「世界を変える」ということとカリスマ性によってユーザーを魅了する
- 電気自動車に特化して、コスト・性能の両面において別の自動車メーカーと差別化を図っている
- ギガファクトリーでリチウムイオン電池を内製している
- クレジット収益がZEV規制によって見込める
- いち早くNVIDIAの自動運転システムを採用した
- シリコンバレー流のスピード感が保守的な自動車産業において際立っている
ことが挙げられます。
また、Teslaにとって外部環境の追い風になるものもあります。
Teslaにとって外部環境の追い風になるものとしては、
- ZEV規制がある
- 最もカリフォルニア州が先進的である
- 大気汚染のPM2.5などが問題になっている中国でも採用予定である
- ZEV規制がアメリカや先進国で進む傾向がある
ことが挙げられます。
このようなことから、Teslaの銘柄は投資する本命と予想してもいいのではないでしょうか。
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